Social Media Adviser

ソーシャルメディアの可能性

 Facebook、Twitter、LINE…今やこれらの名前を聞かない日はないほど、ソーシャルメディア(SNS)は社会に根ざしています。最近では企業も、そのクチコミ効果の大きさから注目し、活用をすすめています。
 また、SNSは、個人でも趣味や娯楽に使用されています。あなたの周囲にもSNSで多くの人々と”繋がり”、楽しく過ごしている方がいらっしゃるはずです。さらに、SNSと相性の良い動画や音楽、写真などのマルチメディアを使いこなすには、最新のPCやソフトウェアを準備する必要があります。これもパソコンやスマホが得意な人たちは、活用して実績をあげています。

SNS・動画制作をまとめて学習

 SNSについては、プライバシーの漏洩などのリスクがあるため、その使用を控えている方も多く存在します。そしてまた、全くの初心者にとって、動画や写真のソフトは取っ付きにくいものです。独学で始めるには、あまりにも複雑…。
 そんなあなたに、ご提案です。各種SNSや動画・プレゼンテーション制作などのソフトウェアの扱い方を、MacBook(Apple社のノートパソコン)を使って、一年でまとめて学べる実践講座(SMA養成講座)を御用意致しました。

初心者でも丁寧に指導

 当講座は今年で二期目を迎えます。この春卒業した一期生は、MacでSNS、動画もプレゼンも思いのままに作れるようになりました。受講生の中には、Mac初心者も含まれています(裏面に一期生の声を掲載)。
 SMAは単発のSNS勉強会の類いではなく、MBAのマーケティング・戦略論などを取り入れた体系的なカリキュラムです。そのため、SNSのビジネス活用に必要な高度な知識も段階的に学べます。
 そして卒業した暁には、SNSのアドバイザーになることができます。その能力を示すために、一定の基準を満たした卒業生には、「FjTs SMA修了証」を発行します。

個別テーマを選択して学習

 また講座内では、受講生が個別に自身の生活やビジネスにおいて、SNSを活かすための研究プロジェクトを立ち上げます。そのため、受け入れも限定10名とし、一人ひとりへの指導を深く丁寧に行ないます。
 研究演習は、最終的には自分の業務に役立つ形にし、最終発表会にてその成果を外部公開形式でプレゼンして頂きます。
 少しでも気になった方は、無料説明会にお越しください。2015年をあなたの人生の転換点にしましょう。会場でお待ちしております!




2014年度よりFjTs市民講座(福岡女学院天神サテライト)にて、「ソーシャルメディアアドバイザー(SMA)」を養成するための講座「ソーシャル・メディア・ゼミナール」を立ち上げました。対象は企業内での企画、総務、人事ご担当、あるいは営業支援ツールとしてSNS活用を考える営業部門のご担当まで、幅広く対応しております。是非、無料説明会へのご参加をお待ちしております。

期間:2016年5月11日より2016年10月15日まで (正味6ヶ月)
場所:福岡女学院大学 生涯学習センター 天神サテライト校
時間帯:原則隔週水曜 19:00~20:30 (20回) 、最終回は土曜日午後予定
内容:シラバス詳細を参照
講座お申し込み期限: 2016年4月31日
参加対象者:
(趣味では)
MACで写真や動画を編集し、SNSで情報発信をしたい方
所属コミュニティの情報発信を担当される方
営業支援ツールとしてのSNSの活用を考える個人事業者
(ビジネスでは)
営業企画部門及びマーケティング部門の方
SNSのリスク管理等、総務部門の方
SNSを活用して学生を採用する人事部門のご担当者





第三期生 無料説明会
3/30(水)18:30~
説明会場: 書斎りーぶる
住所:福岡市中央区天神 4-1-18 サンビル 1F

お問い合わせ先
TEL: 092-715-2718 FAX 092-715-2719
Email: tenjin@fukujo.ac.jp


マンガで分かる「SMA講座」はこちらから

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授業科目名:ソーシャル・メディア・アドバイザー講座

担当講師:増本 衛
開講学期:通年(隔週全 20 回)
履修条件:MacBook Air(OS X10.9 以降)持参 キーワード:ソーシャルメディア、SNS、マーケティング、リスク管理、コミュニケーション、動画、音声、コミュニティ 学習目標:ソーシャルメディア各種知識の理解、メディア制作スキルの修得、成果物の提出

1. 講義形式、グループワーク形式、実習形式など、授業内容に応じて様々な形態をとる。 PCと教科書(指定有り)は毎回持参すること。
2. 予習・復習・課題の指示が出た時は、確実に準備を行なうこと。
教科書:ソーシャルメディア・ダイナミクス

参考図書:
試験・成績評価:筆記テスト(数回)、成果物提出(数回)、最終成果物、出席


第1回(4/25前半) :
〈講義テーマ〉ソーシャルメディアの全般知識
〈講義のねらい〉
ソーシャルメディアの基礎的な項目について理解を深め、その可能性を知る。今後、講義をすすめるにあたり必要となる知識を修得する。
〈ディスカッション〉
・ソーシャルメディアはどのような場面で使われるのか。
・ソーシャルメディアにはどのような種類があるのか。
〈参考文献等〉
ソーシャルメディア・ダイナミクス(毎日コミュニケーションズ)

(本講義の予告編)



第2回(4/25後半) :
〈講義テーマ〉Facebook基礎
〈講義のねらい〉
世界最大のSNS「Facebook」についての理解を深める。Facebookの使用事例を研究し、その活用の多様性に触れながら、SNSの基礎的要素を学ぶ。
〈ディスカッション〉
・Facebookが持つ口コミ効果はどのようなものか。
・【課題】各自Facebookをはじめ、グループを作る。
〈参考文献等〉
フェイスブック 若き天才の野望

(本講義の予告編)


第3回(5/13):
〈講義テーマ〉マルチメディア基礎(iPhoto)*
〈講義のねらい〉
MacBook Airで扱うことのできるマルチメディア(動画・音声等)についての理解。各種メディアの機能と
それを扱うソフトウェアの理解と初歩的な操作法の修得。
〈ディスカッション〉
・動画データ、画像データ、音声データ、文字データ、それぞれの特徴と違いは何か。
・それぞれのメディアデータに対応するソフトウェアは何か。
〈演習〉
・iPhotoの機能を理解する。

(本講義の予告編)



第4回(5/27) :
〈講義テーマ〉Twitter/Instagram基礎
〈講義のねらい〉
国内の若年層において、ユーザ数を伸ばしているTwitter/Instagram両サービスについての知識を深め、企業の使用例を学ぶ。
〈ディスカッション〉
・それぞれのSNSの特性の違いは何か。
・SNS同士の連携について。
〈参考文献等〉
ツイッターノミクス

(本講義の予告編)



第5回(6/10):
〈講義テーマ〉動画制作(iMovie)*
〈講義のねらい〉
Macの動画制作ソフトiMovieを使用して、1分程度の動画が制作できるようになる。伝えたいことを動画で
表現するためのシナリオ構築を学び、ソフトに付属する基本機能が使えるようになる。
〈演習〉
・ソフトウェアの各種機能を理解する。
・【課題】グループワーク(ミニ動画の制作)

(本講義の予告編)



第6回(6/24) :
〈講義テーマ〉 YouTube/Google+基礎
〈講義のねらい〉
YouTube/Google+のアカウントを制作し、YouTubeに前回制作した動画をアップロードする。
Google+の基本的な操作法を学ぶ。
〈演習〉
・YouTube/Google+のアカウントを設定する。
・YouTubeへの動画のアップロード及び各種基本機能の理解。
【課題】講座の最終成果物について考えてくる(仮アイデアも可)。

(本講義の予告編)



第7回(7/8):
〈講義テーマ〉LINE基礎
〈講義のねらい〉
国内及びアジア各地で広く使われている、LINEのサービスについての知識を深め、個人及び企業での活用例を学ぶ。
〈演習〉
・「LINE@」アカウントの取得
・LINEの企業使用事例について



第8回(7/22):
〈講義テーマ〉ビジネスモデル基礎
〈講義のねらい〉
ビジネスモデルキャンバスを使用し、ビジネスモデルについて学ぶ。また、最終成果物の原案を各自シェアする。成果物を完成させるまでのプランを理解し、そのために必要なスケジューリングを行なう。
〈演習〉
・ビジネスモデルキャンバスの理解
・各自テーマの発案
〈参考文献等〉
ビジネスモデルジェネレーション



夏期休暇・課題 〜
①最終成果物提出のための事前準備(テーマの決定及びデータ収集) 
②動画制作「自己紹介ムービーの制作(iMovieにて)」



第9回(9/2):
〈講義テーマ〉マーケティング戦略
〈講義のねらい〉
マーケティングの基本的な概念を理解する。マーケティングの4P、STP等の基礎的なフレームワークを学び、SNSによる情報発信を企画することに役立てる。
〈ディスカッション〉
・フレームワークで考えることの意義は何か。
・【課題】企業をひとつ取り上げて、今回習ったフレームワークで分析せよ。(レポート形式)



第10回(9/16):
〈講義テーマ〉コンテンツ戦略(Facebook)
〈講義のねらい〉
企業におけるFacebook活用の具体例を学ぶとともに、実際にFacebookページを開設し、運用するための
コンテンツの具体的発信法を学ぶ。
〈実習〉
・Facebookページを立ち上げる。
・様々な発信事例を学ぶ。
・投稿コンテンツをどのように管理するのか。



第11回(9/30):
〈講義テーマ〉USTREAM/SKYPE基礎
〈講義のねらい〉
インターネットを通してリアルタイム通信を実現する、USTREAM、SKYPEの両サービスについての知識を
深める。アカウントを取得し、それぞれの通信特性について学ぶ。
〈演習〉
・SKYPEの機能説明
・USTREAMの機能説明と各種ソリューション



第12回(10/14) :
〈講義テーマ〉メディアミッスク戦略
〈講義のねらい〉
SNSをメインとしたマーケティングによる顧客コミュニケーションを学ぶ。関係性マーケティングを理解し、新しい消費者行動モデルSIPS等、SNSマーケティングで活用される概念を理解する。SNSはそれ単体では十分なプロモーション効果をあげることはできない。他のSNSや各種マスメディアとのコンビネーションの事例を学び、メディアミックスによるシナジーの創出方法を理解する。
〈ディスカッション〉
・SIPSモデルの優位性とその弱点は何か。
・SNSはなぜそれ単体では十分な効果を果たせないのか。
・SNSを組み合わせる際に気をつけるべき点はなにか。



第13回(11/4):
〈講義テーマ〉データ分析(Facebook)
〈講義のねらい〉
Facebookページの運用に関する実践的な戦略を理解する。インサイトの見方、データ分析の手法を学ぶ。
分析結果に相応しい投稿プランを選択できるようになる。
〈ディスカッション〉
・Facebookページによる顧客アプローチには、どのような特徴があるのか。
・Facebookページへのアクセス統計の見方を知る。



第14回(11/18) :
〈講義テーマ〉プレゼン (Keynote)*
〈講義のねらい〉
MacのプレゼンテーションソフトKeynoteを使い、スマートなプレゼンテーション制作を学ぶ。
〈実習〉
・Keynoteでプレゼンテーションを制作する。
・Keynoteでプレゼンテーションを行なう。



第15回(12/2):
〈講義テーマ〉SNSリスク事例研究
〈講義のねらい〉
SNSによってもたらされるリスクの大きさを知るため、様々なSNSの事件を紹介する。いくつかのケース
スタディを取り上げ、実際の現場で起こった時にどう対処すべきかを議論する。
〈演習〉
・グループディスカッション。
・【課題】SNSの誤った使用により起こった事件を一つ取り上げ、グループレポート。



第16回(12/16) :
〈講義テーマ〉SNSリスク管理と対策
〈講義のねらい〉
SNSの負の側面(リスク)について体系的に理解する。また、実際に起こったケーススタディにどのように対処するかを考え、実践的な知識へと落とし込む。
〈演習〉
・前回の課題をもとにグループ発表を行なう。
・各グループへの質疑応答。
・中間発表について。
〈参考文献等〉
ソーシャルメディア炎上事件



第17回(1/6):
〈講義テーマ〉研究テーマ中間発表
〈講義のねらい〉
最終成果物の発表に向けて、最終調整に入る。
〈ディスカッション〉
・各自アイデア発表(質問)
・Keynoteによる「プレゼンテーション資料」及び「説明動画」の準備



第18回(1/20):
〈講義テーマ〉個別研究テーマ演習(1)
〈講義のねらい〉
コミュニティを発信母体とするために必要な条件を学ぶ。最終発表会にむけて、グループワークを通して個別アドバイスを相互に行なう。
〈ディスカッション〉
・コミュニティメディアを運営するために必要な要素は何か。
・各自発表準備



第19回(2/3):
〈講義テーマ〉個別研究テーマ演習(2)
〈講義のねらい〉
人と人を繋ぐスキル「ファシリテーション」の方法論を理解する。最終発表会にむけて、グループワークを通して個別アドバイスを相互に行なう。
〈実技〉
・ファシリテーション全般
・各自発表準備



第20回(3/5):
〈講義テーマ〉最終研究発表会
〈講義のねらい〉
最終成果物の発表により、この講座を通して学んだことをアウトプットする。
発表会は公開形式とし、外部からの見学者にもオープンにする。
〈実習〉
・Keynoteによるプレゼンテーション
・一分程度の動画を導入






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春から夏期休暇にかけて、SNS及び各種メディア(動画・音声等)、ビジネスの基礎知識を学びます。夏期休暇には春から学んできた事を受けて、個別研究テーマを考えて頂きます。秋学期にはSNS、メディアはそれぞれ中級に入り、同時にSNSビジネスに関する知識を更に深めるプログラムが追加されます。これらの学びを合わせて、中間発表、メディアデザインの応用に進み、最後の最終発表へ繋がります。

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九州大学経済学府産業マネジメント専攻(MBA)卒業。ソーシャル・メディア・ゼミナール「ソーシャルメディアアドバイザー(SMA)講座」講師。九州大学経済学府産業マネジメント専攻修士課程、専門はコミュニティ・メディア・デザイン、ソーシャルメディア、マーケティング。上場企業から地場中小企業、地方自治体、医療機関まで様々な組織でSNSの講座を多数実施。MBAの知識体系を基にソーシャルメディア実践活用のカリキュラムを構築。


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